日英ベトナム語対応の企業向けSNS、Asia Plusが開発

Asia Plusはアジアの新興国に進出する企業向けに、多言語対応のSNS「Tascade」を提供する。

» 2014年07月08日 19時47分 公開
[ITmedia]

 ベンチャー企業のAsia Plusは7月8日、アジアの新興国に進出する企業向けのソーシャルネットワーキングサービス「Tascade」を介した。日英ベトナム語に対応し、現地スタッフとの円滑なコミュニケーションや情報共有を支援するという。

 新サービスでは本部スタッフが各国の言語で現地スタッフに、商品やサービスなどに関する情報の提供やeラーニングを実施したり、現地スタッフが本部スタッフへ現地の言語でフィードバックやレポート、売上情報などを発信したりできる機能を備える。PCやスマートフォン、タブレット端末などから利用できる。

 同社によれば、新興国市場に進出する日系企業では特に販売やマーケティングが課題に抱える。現地では本部スタッフや企業と提携するエージェントが販売店などに商材や情報を提供したり、販売店から情報をフィードバックしたりしてもらうが、言語やツールの使い勝手などが円滑なコミュニケーションを実現するうえでの課題になりがちだという。同社では今後、インドネシア語やタイ語など東南アジア各国の言語に対応させていく予定。

 サービス提供基盤では二重化して可用性を確保しており、セキュリティ面でも暗号化通信やアクセスコントロール、不正アクセス時のアラートなどの対策を講じるなど、企業ユースに配慮しているという。

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