NEC、送信ファイルによる情報漏えい対策製品を発売

誤って組織外に送信したファイルを遠隔操作で削除できるという。

» 2015年01月06日 15時53分 公開
[ITmedia]

 NECは1月6日、組織外に送信したファイルからの情報漏えいを防ぐ製品「File Security Solution」を発表した。官庁向けに販売する。

 同製品は、作成されるファイルを暗号化して権限のあるユーザーだけが閲覧できるもの。操作ログを常に取得する仕組みを備え、ファイルを利用する場所が組織の内外に関わらず、どのユーザーがいつ、どのような操作を行ったかを把握する。誤って送信したような場合でも、遠隔操作でファイルを削除でき、有効期限を設定すれば自動消去も行える。

利用イメージ

 これによって、不用意なファイルの流出による機密情報の漏えいを防ぐことができ、ファイルの保存や共有などを厳しく制限せずに済むという。

 製品の年間利用の標準税別価格は、100ライセンスが300万円、1000ライセンスでは2100万円。3年間で100万ライセンスの販売を見込む。

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