Facebook傘下のOculus VRが、現在プロトタイプを販売しているVR HMD(仮想現実ヘッドマウントディスプレイ)「Oculus Rift」の一般向け製品版を2016年第1四半期(1〜3月)に出荷すると発表した。予約は年内に受付開始するという。
米Facebook傘下のOculus VRは5月5日(現地時間)、バーチャルリアリティ(VR)ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、「Oculus Rift」の製品版は2016年第1四半期に出荷すると発表した。年内に予約受付を開始するという。
一般ユーザー向けの製品版Oculus Riftは、2014年9月に発表されたプロトタイプ「Crescent Bay」をベースに、トラッキングシステムに改良を加え、装着感も改善したものになるとしている。
来週にも具体的なハードウェア/ソフトウェアの改善点や対応ゲームについて説明していく計画。
Oculus VRのブレンダン・イリーブCEOは昨年11月に「数カ月後にOculus Riftの製品版を発売する」と語っていたが、実現はそれから1年以上後になってしまった。
Oculus VRは6月16日からロサンゼルスで開催のゲーム関連カンファレンス「E3」にも出展するので、そこでも新たな情報を公開しそうだ。
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