Appleが昨年のWWDCで発表したSiriで家電を制御する「HomeKit」をサポートするスマートホーム製品「Caseta Wireless」が米国のApple Storeで発売された。
米Appleが昨年のWWDCで発表したスマートホーム機能「HomeKit」をサポートする初の製品が6月2日(現地時間)、米国で発売された。
発売されたのは、米調光器メーカーのLutron Electronicsの「Caseta Wireless Smart Bridge」。「Caseta Wireless Lighting Starter Kit」の一部として、同日Apple Storeで発売される。Kitの価格は229.95ドル(約3万円)。コンセントにさす調光器単体は59.95ドル。制御用のiOSアプリはApp Storeで無料でダウンロードできる。アプリはApple Watchにも対応する。
家庭のコンセントにさした調光器に接続する電灯を、iPhone、iPad、Apple WatchのSiriで制御できる。例えば就寝時にSiriで「灯りを消して」と頼むと、調光器に接続している家中の電灯を消してくれる。消し忘れがないかどうか個別の電灯のチェックもできる。
Smart Bridge自体は2014年発売の製品で、HomeKitとは別にLutron独自のリモート制御システムもサポートする。
6月8日開催のWWDC 2015に向けて、iHomeやElgatoなど、複数の家電メーカーがHomeKitサポート製品の予約を受け付け始めている。
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