米Appleが6月2日(現地時間)に開催した年次開発者会議WWDCの基調講演で発表されたことをリストアップする。各項目についての詳細記事へのリンクは順次追加していく。
iOS 8向けの健康管理アプリ「Health」とスマートホームアプリ「HomeKit」が発表されたが、うわさされたiWatchを含む新ハードウェアや買収を完了したBeats Electronicsに関連する発表はなかった。Apple入りするBeatsのドクター・ドレも登壇せず、クレイグ・フェデリギ氏のデモの中で、チャットで声のみで出演した。
正式版のリリースは今秋の予定で、現行OSの「OS X Mavericks」と同様に無料でダウンロードできる。デザインがiOSに近づき(フラットデザインの採用)、iOSとの連係もよりスムーズになる。
- 通知センターの改善(ウィジェットにあったものが通知センターでチェックできる)
- Spotlightの強化:検索バーが画面中央に表示され、ファイル、カレンダー、連絡先、App Storeなどを検索できる
- iCloud Drive:Finder内でiCloudを直接見られるようになる
- Markup:メールの画像に矢印やフキダシの追加などができるツール
- Mail Drop:iCloudのファイルを添付ファイルとして送受信できる
- Safariの改善
- Handoff:MacのアクティビティをiOS端末に送る(逆も可)
詳細記事はこちら。
正式版のリリースは今秋で、サポートする端末は別記事を参照のこと。通知センターの強化やiCloud DriveはOS Xと共通だ。
- 写真編集機能の強化:明るさの直感的な調整機能、傾き補正、フィルターの追加など
- カメラ:インターバル撮影機能の追加
- 写真検索機能の向上:撮影日や撮影場所での検索が可能
- Family Sharing:ストアで購入したコンテンツの家族での共有
- IMEの予測変換機能追加
- メッセージへの音声添付
- Health:健康管理アプリ。心拍数や消費カロリーを記録・分析できる
- HealthKit:パートナー医療機関などにユーザーの生体データをセキュアに提供する
- Homekit:対応する端末や家電(照明、サーモスタット、ドアロックなど)をSiriでも制御できる
詳細記事はこちら。
- 新開発言語「Swift」
- 4000以上のAPI:Touch IDをアプリのログインで利用できるAPIや、OpenGLより強力な3DグラフィックスAPIの「Metal」など
「One more thing」なしに退場するティム・クックCEO
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