米連邦人事管理局が、同局のシステムに何者かが不正侵入し、約400万人の職員および元職員の個人情報が流出した可能性があると発表した。複数の米メディアが、当局がこれを中国ハッカーの犯行とみていると報じた。
米連邦政府の人事管理局(OPM)は6月4日(現地時間)、同局のITシステムに何者かが不正に侵入し、約400万人の職員および元職員の個人情報が流出した可能性があると発表した。
侵入が発覚したのは4月のことで、同局は現在、国土安全保障省(DHS)および連邦捜査局(FBI)と協力して捜査中という。
同局は被害に遭った可能性のある約400万人の職員および元職員に対して通知して注意を呼び掛けるとしている。捜査はまだ進行中のため、さらなる被害が判明する可能性がある。
米Washington Postは同日、匿名希望の政府当局者の話として、当局はこの犯行を中国のハッカーによるものとみていると報じた。
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