部門や職位を超えて従業員同士の仲が良いのが社風だというコンカー。さまざまなイベントや交流活動(バディ活動)が活発に行われている。このオフィスの引っ越しにしても、社員主体で企画を作る「文化部」が大きな役割を果たしたそうだ(今回登場している那須さんは先代の文化部部長だ)。
例えば、外資系企業だけあって従業員に対する語学サポートは手厚い。「コンカー文庫」と名付けられた本棚には、TOEIC用の教科書のほか多読用の洋書、多聴用のCDやDVDが並んでいて自由に利用できる。また、会社が費用を一部負担して勤務時間中に英会話スクールに参加することも可能だ。
また、オフィス内にあるゴルフのパッティングブースは女性社員から男性社員へのバレンタインプレゼント。お返しとして男性社員からはハーブティーマシンが送られたそうだ。
最近では野村ホールディングスと野村證券が合わせて約1万6000人の社員を対象にコンカーを採用したというニュースもあった。勢いのあるスタートアップの源泉は、社員同士が自由闊達な議論を交わせるようなオフィスにあるのかもしれない。
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