チーム向けコラボレーションツール「Slack」でGoogleカレンダーの予定をプッシュ通知できるようになった。表示するチャンネルを指定でき、個人が自分宛にのみ表示するよう設定することも可能だ。
米Slack Technologiesは7月23日(現地時間)、チーム向けコラボレーションツール「Slack」で米GoogleのGoogleカレンダーのプッシュ通知をサポートしたと発表した。
チームのメンバーは、自分で使っているGoogleカレンダー(複数も可)をSlackに統合することで、カレンダーに入力した予定のプッシュ通知を指定したチャンネル上で表示できるようになる。自分だけにプッシュ通知を送るように設定することも可能だ。
SlackとGoogleカレンダーを統合するには、SlackのIntegrationsのGoogle Calendarを開き、「Connect a Calendar to Slack」をクリックしてアカウントとそのアカウントで利用しているカレンダーを選び、プッシュ通知を表示するチャンネルを指定する。「Privately to you via Slackbot」を選ぶと、自分のアカウントにのみ通知が送られる。
Slackはまだ日本向けにローカライズされていないので、Googleカレンダーの「日本の祝日」を追加してもいいだろう。定例会議がある場合は、毎回15分前にチーム全員にプッシュ通知することもできる。
Slackは、米MicrosoftのYammerや米Facebookの「Facebook at Work」(βテスト中)のようなチーム向けのコミュニケーション/コラボレーションツール。無料版でも人数無制限で複数のチームを登録でき、高度な検索機能やファイル添付機能などが使えることで人気がある。同社の2月の発表によると、世界で6万以上のチームの50万人以上のユーザーが利用しているという。
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