Evernoteの共同創業者で、7月にCEOを退任して会長になっていたフィル・リービン氏が、SnapchatやStripeに出資するベンチャーキャピタル(VC)、General Catalyst Partnersのパートナーに就任した。
米Evernoteの共同創業者で取締役会長のフィル・リービン氏(43)が米ベンチャーキャピタル(VC)のGeneral Catalyst Partnersにパートナーとして参加する。米Wall Street Journalが9月15日(現地時間)、同氏のインタビュー記事を掲載し、同氏自身もツイートで発表した。
リービン氏は2005年にEvernoteを創業し、2007年にCEOに就任して以来、この7月にクリス・オニール氏にCEOの座を譲るまで同社をリードしてきた。General Catalyst参加後も、Evernoteの会長職に留まる。
同氏はWall Street Journalのインタビューで、ベンチャーキャピタリストへの転身の理由を「私が解きたいパズルはアーリーステージのパズルなんです」と説明する。Evernoteは創業10年になり、ユーザー数も1億5000万人を超える大手に成長した。
リービン氏は、Evernoteは今後、株式上場に向けて体制を整えていくが、IPOまでにあと1、2年はかかると語った。同社は現在、コンシューマー向けのアプリから企業向けのプロダクティビティアプリへとシフトしているところだ。
General Catalystは2000年創業の、主にアーリーステージの起業家をサポートするVC。ポートフォリオには、Snapchat、Stripe、Airbnb、HubSpotなどが並ぶ。
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