Googleが2013年にWebとAndroid向けにリリースしたクラウドメモアプリ「Google Keep」のiOS版がようやく公開された。
米Googleは9月24日(現地時間)、クラウドメモアプリ「Google Keep」のiOS版をリリースしたと発表した。米AppleのApp Storeから無償でダウンロードできる。
Google Keepは2013年3月にAndroidおよびWebアプリ版が出ているので、iOSアプリが出るまでに2年以上かかったことになる。Android Wear版は2014年6月にリリース済みだ。
1つのGoogleアカウントでログインしてGoogle Keepで作成したメモは、そのアカウントのGoogleドライブに保存されるので、アプリをインストールしてある端末を横断してチェック/編集/削除できる。
メモの作成は、テキスト入力の他、音声でも、端末のカメラでも可能。音声入力はテキストに変換され、音声としても保存される。カメラで撮影した画像にはメモを添えられる。
写真以外のメモは7色に色分けでき、優先順位をドラッグで変更できる。完了したメモはスワイプしてアーカイブする。
米Evernoteの「Evernote」や米Microsoftの「OneNote」ほどの高度な機能はないが、既にWebやAndroidアプリでGoogle Keepを使っており、iOS端末も持っているユーザーにとっては朗報だろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.