Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOがニューヨークで開催の国際連合総会に出席し、貧困をなくすために世界中をインターネットで結びつけようと呼び掛けた。
米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは9月26日(現地時間)、ニューヨークで開催の国際連合総会で「持続可能な開発(Sustainable Development)」を支持するスピーチを行った。
同氏はこのスピーチで、国連と協力して難民キャンプにインターネット接続環境を提供する計画についても語った。
ザッカーバーグ氏はFacebookの投稿で、世界中でインターネットへの接続を可能にすることは貧困のない世界実現のための課題の1つであり、各国政府が2020年までにその実現のために協力することで合意したと説明。
その実現のために、ザッカーバーグ氏はビル・ゲイツ夫妻やボノなどが設立に参加した世界の貧困救済のための非営利組織、ONE Campaignと協力していくと宣言した。
ザッカーバーグ氏は日ごろからFacebookの目標は世界中の人々をつなぐことだと語っており、現在インターネットに接続できていない“残りの43億人”に接続環境を提供すべく「Internet.org」に取り組んでいる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.