Twitterが、テーマに沿ったツイートを検索・収集して編集し、1つのストーリーにまとめてWebサイトやアプリにエンベッドするための「Collection API」と、エンベッドを簡易化する「publish.twitter.com」を発表した。
米Twitterは10月21日(現地時間)、米サンフランシスコで開催の年次開発者会議「Twitter Flight 2015」において、ツイートを検索・収集・編集してWebサイトやアプリにエンベッドするためのツール群を発表した。
同社は7日、Twitter上の様々な話題をTwitterがキューレーションして表示する「Moments」を発表しており、今回発表したツールはTwitterがMomentsのキュレーションで使っているものを含む。
ツイートは2010年からWebページにエンベッドできているが、従来はTweet IDを1つずつ貼っていくしかなかった。
これが、新しい「Collections API」により、複数のツイートを1つの「Collection ID」にまとめられるようになった。
TweetDeckやCurator(Twitterが招待制で提供しているキュレーションツール)の他、ScribbleLiveやWayinなどのサードパーティー製ツールがCollections APIをサポートしており、これらを使うことで、テーマに沿ったツイートを探し出し、1つのストーリーに編集し、Webサイトやアプリにエンベッドできる(エンベッド方法はこちら)。作成したストーリーはエンベッド後も、これらのツールで更新できる。
この方法でエンベッドしたストーリーは、Webページやモバイル端末のディスプレイに最適化して表示される。
同社はまた、Twitterのコンテンツをエンベッドをより簡単にするための「publish.twitter.com」も発表した。作成したストーリーのCollection IDをこのページにペーストすると、Webページにペーストするだけでストーリーをエンベッドできるスニペットができる。
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