Googleが米国版Google.comで、ショップ名などを検索すると、そのショップのカード状の最新情報を表示するテストを開始した。カルーセル状に表示されるカードにはGIFアニメや動画もあり、各種SNSでシェアできるようになっている。
米Googleが、Google検索の結果にショップやブランド、著名人などのソーシャルな情報カードを表示するテストを米国で開始した。Search Engine Landなどの米メディアが3月4日(現地時間)に報じ、Googleもこれを認めた。
上の画像は、米国版Google.comでネブラスカ州にあるマッサージ店「A Healthy Choice」を検索した結果だ。検索結果の上から2番目に表示された。広告扱いではなく、投稿者名とカルーセル状の複数のカードで構成されている。カードにはGIFアニメや動画もあり、投稿者が追加したカードはほぼリアルタイムで追加されていく仕組みのようだ。
Google+のようなアイコンが付いているが、これをクリックするとGoogle+やマイビジネスのアカウントページにではなく、このカードの専用ページに飛ぶ。
各カードの右下にはシェア用のアイコンが付いており、これをクリックするとTwitter、Facebook、Google+、メールでカードを共有できる。
ユーザーにとってのメリットは、FacebookやTwitterでフォローしていないショップやブランドであっても、検索結果でそうしたショップやブランドの最新の投稿を表示できることだ。
Googleは専用ページで“著名人と組織”にテストへの参加を呼び掛けている。The Vergeによると、この機能の名称まだ決まっていないという。専用ページには「Google上の実験的な新しい演壇」とある。このテストはまず1月に、大統領候補(の選挙事務所)でスタートした。
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