Windows 10への無償アップグレードの終了が近づいているが、Windows 10自体は8月2日に新たな大型アップデート「Anniversary Update」を控えている。目玉とされるセキュリティまわりを中心にAnniversary Updateでの変化を予習しておこう。
Microsoftは、Windows 10の次の大型アップデートになる「Anniversary Update」(開発コードRed Stone1、以下Win10 RS1)を8月2日にリリースすると発表した(関連記事)。ここまで、順調に開発が進んでいるようだ。3月末に開発者向けカンファレンス「Build」で発表されて以降、Fast Ringを通じて2カ月間に14回も新しいビルドが提供され、5月末から6月末までの1カ月には7回ものアップデートが行われている。
6月28日現在のビルドは14376だが、Microsoftは既知のバグがないとしている。このビルド14376では、今まで搭載されていた「Messaging everywhere」という機能が削除された。この機能がWin10 RS1のリリースに間に合わないのではなく、Skypeの新バージョンの機能とダブるため、削除されたようだ。
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