Microsoftが、Windows 10の次期大型アップデート「Anniversary Update」を8月2日にリリースすると発表した。この無料アップデートでは、「Windows Ink」の追加や「Windows Hello」の強化などが実施される。
米Microsoftは6月29日(現地時間)、Windows 10の次期大型アップデート「Anniversary Update」を8月2日にリリースすると発表した。Windows 10ユーザーに無償で提供する。
この発表の段階でWindows 10が稼働している端末の数は3億5000万台という。Microsoftは、まだWindows 7/8.1を使っているユーザーに対し、7月29日までの無償アップグレード期間中にWindows 10にアップグレードするよう勧めている。
Anniversary Updateは、3月の年次開発者会議「Build 2016」で初めて発表されたが、リリース時期はこれまで“今夏”とされていた。anniversaryというのは記念日という意味で、Windows 10がリリースされた2015年7月29日からの1周年を記念するアップデートになる。
このアップデートで、「Windows Ink」やCortanaの端末同期機能、アダプター不要のContinuum、Edgeブラウザの省電力機能などが使えるようになり、セキュリティ関連の強化も実施される。開発者の間ではbashが使えるようになることが話題になっている。
Microsoft、「EdgeはChromeブラウザよりずっと省電力」と主張
Microsoft Edge版「Adblock」と「Adblock Plus」の拡張機能がMicrosoft Storeに登場
「Windows 10」、インク機能も使える最新プレビュー(ビルド14328)公開
Microsoft EdgeもFlashを一時停止へ 今夏のアップデートで
Continuum機能がアダプターなしで利用可能に(Windows 10最新プレビューで)
Microsoft Build 2016の基調講演(Day 1)まとめCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.