米Microsoftは4月7日(現地時間)、今夏予定しているWindows 10のアップデート「Anniversary Update」で、Webブラウザ「Microsoft Edge」でFlash動画の自動再生をブロックすると発表した。前日リリースしたFast Ring向けプレビュー(ビルド14316)では既にこの機能が有効になっている。
Edgeで開くWebページ内にFlashコンテンツがあると停止状態で表示され、ユーザーが自主的にクリック(タップ)しないと再生されないようになる。
Microsoftは公式ブログで「モダンブラウザでは、Microsoft、Adobe、Google、Apple、Mozillaなどが開拓してきたWeb標準によってFlashなしでもリッチコンテンツやアニメーションを提供できる」とし、HTML5の方がFlashよりも高速で安全だとも説明した。
米AppleのSafariや米GoogleのChromeブラウザは既に初期設定でWebページ上のFlashコンテンツを再生しないようになっている。米Amazon.comはFlash広告を掲載しなくなっており、米Facebookはサービス上の動画プレーヤーをFlashからHTML5に移行済みだ。
「Windows 10」、Bashも使えるAnniversary Updateプレビュー(ビルド14316)公開
Facebook、動画をデフォルトでFlashからHTML5に移行
Adobe、「Flash Professional」の名称を変更 「Animate」に
Amazon、Flash広告掲載拒否へ 9月1日から
Chromeブラウザ、初期設定でFlashアニメを停止へCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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