Facebookが、被災地にいる友達同士が安否を報告し合える機能「災害時情報センター」をいつでも表示できるようにした。世界中のリアルタイムの災害が表示され、コミュニティヘルプを通じて支援できる。
米Facebookは8月21日(現地時間)、「災害時情報センター」にいつでもアクセスできるようにしたと発表した。向う数週間かけてローリングアウトしていく。
災害時情報センターは、洪水や大地震、テロ事件などの大きな災害があり、その地域に自分がいるとプロンプトが表示され、自分が安全であればそれを登録できる。友達が被災している場合は、それが通知される。つまり、この機能を通じて友達同士がお互いの安否を確認できる。
これまでは、自分あるいは友達が被災地にいる場合のみ表示されていた。常設になると、Facebookアプリの「発見」リストに「災害時情報センター」(英語では「Safety Check」)が表示されるようになり(右図)、ここから世界中の災害を表示できるようになる。
Facebookは2月、災害時情報センターを通じて世界中の被災地を支援する機能「Community Help」を追加した。
災害時情報センターに常時世界中のリアルタイムの災害と、その災害で無事を知らせる人々が表示されるようになれば、いつでも気になる被災地を手軽に支援できるようになるだろう。
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