Googleが、AIで判断したベストショットを自動撮影し、数秒間の動画「クリップ」として保存する小型ハンズフリーカメラ「Google Clips」を249ドルで発売する。
米Googleは10月4日(現地時間)、サンフランシスコで開催の「Made by Google」イベントで、AI(人工知能)搭載の小型ハンズフリーカメラ「Google Clips」を発表した。米国など(日本での発売予定は不明)で“間もなく”発売される。価格は249ドル。
主に子どもやペットなどの自然な姿を撮影したい保護者向け。起動すると後はカメラ自身がベストショットを判断して撮影する。また、同じ人物(や動物)を何度も撮影しているとその対象を認識し、画角に対象が入ると自動フォーカスするようになる。
サイズは49×49×20ミリ、重さ42.2グラムの小型カメラ。クリップ(スタンドにもなる)を装着すると60.5グラムになる。画角130度で「モーションフォト(MP4埋め込みJPG)」、MP4、GIF、JPGを撮影できる。オートフォーカス付き、増感/夜間モードも自動で起動する。16GBのストレージを内蔵するが、連携するAndroid端末あるいはiOS端末にインストールしたGoogle Clipsアプリに撮影した「クリップ」をWi-Fi DirectあるいはBluetoothで自動的に転送する。バッテリー持続時間は1回の充電で3時間。
「クリップ」は、数秒間の無音の動画。アプリに転送したクリップはアプリ内で閲覧したり、気に入ったものは高精細の画像として「Googleフォト」に保存したりできる。Pixel端末ユーザーであれば、オリジナルの解像度の写真をGoogleフォトに無制限に保存できる。
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