Googleが、NASAの火星探索機「Curiosity」から送られてくる画像をWebVRで3D化した仮想の火星を探検するサイト「Access Mars」を公開した。Chromeブラウザで見られる。
米Googleは10月19日(現地時間)、Chromeブラウザで3Dの火星探検を楽しめるWebサイト「Access Mars」を開設した。米航空宇宙局(NASA)の火星探索機「Curiosity」から送られてくる画像で構成したものだ。
Access Marsは、NASAのジェット推進研究所(JPL)がCuriosityが火星に着陸した2012年から収集した画像データを「WebVR」を使って3Dモデル化したもの。
Chromeブラウザは拡張機能などをインストールしなくても、そのままWebVRコンテンツを再生できる。「Google Cardboard」を使えばより没入感が増す。
ページを開くとまずCuriosityを乗せたロケット発射のイントロがあり、その後Curiosityの着陸、JPLのケイティ・スタック・モーガン氏による歓迎メッセージと続く。興味のある場所をクリック(タップ)すると、その都度モーガン氏の声で説明が入る。
Curiosityは現在も火星探索と画像送信を続けている。Access Marsは今後も新しい画像を追加していく計画だ。
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