東芝、法人向けモバイルPCに最新のWindows 10 Fall Creators UpdateとCPUを追加

東芝クライアントソリューションが、法人向けPCのラインアップを一新。モバイルPCにIntelの第8世代および第7世代Coreプロセッサを追加した。

» 2018年01月23日 16時00分 公開
[田中宏昌ITmedia]

モバイルPCはCPUの強化とWindows 10 FCUの適用が中心

 東芝クライアントソリューションは2018年1月23日、法人向けモバイルPCにIntelの第8世代(開発コード名:KabyLake Refresh)と第7世代(同:KabyLake)Coreプロセッサを追加、全モデルで最新OSのWindows 10 Fall Creators Updateが選べるようになった。価格は、「dynabook U63/H」が35万8000円〜、「dynabook R73/H」が24万円〜「dynabook VC72/H」が22万4800円〜だ(いずれも税別)。

 なお、A4ノートPCの「dynabook B」シリーズはこちらの記事を参照してほしい。

photo Intelの第8世代Coreプロセッサが選べるようになった「dynabook U63/H」

 米MIL規格および独TUV Rheinland Groupのテストをクリアした堅牢(けんろう)なボディーを実現した「dynabook U63/H」シリーズでは、新たにIntelの第8世代Coreプロセッサが選べるようになった。具体的には、Core i7-8650U(1.9GHz、最大4.2GHz)とCore i5-8350U(1.7GHz、最大3.6GHz)が追加された。

 1920×1080ピクセル表示対応の13.3型液晶ディスプレイ(タッチ対応と非対応が選択可)や、USB Type-C(Thunderbolt 3対応)の搭載、厚さ15.9mmのスリムボディーは健在だ。

photo 1366×768ピクセル表示に対応した13.3型液晶ディスプレイを備えた「dynabook R73/H」の薄型軽量モデル

 光学ドライブの搭載も可能な13.3型モバイルPC「dynabook R73/H」シリーズは、Intelの第7世代Coreプロセッサの追加が特徴だ。選択できるCPUは、薄型軽量モデルがCore i7-7600U(2.8GHz、最大3.9GHz)とCore i5-7300U(2.6GHz、最大3.5GHz)、Core i5-7200U(2.5GHz、最大3.1GHz)とCore i3-7100U(2.4GHz)で、標準モデルがCore i5-7300Uと同7200U、Core i3-7100Uとなる。

 なお、R73とR63シリーズでは、第6世代CPU選択時にダウングレード適用によるWindows 7 Professional/Windows 8.1 Pro搭載モデルの提供も引き続き行われる。

photo 2in1のコンバーチブル型PC「dynabook VC72/H」シリーズは、Windows 10 Fall Creators Updateの適用がメインだ

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