最新版となる「Chrome 71.0.3578.98」では、外部の研究者から情報が寄せられた1件のセキュリティ問題を修正した。
米Googleは12月12日、デスクトップ向けWebブラウザ安定版「Google Chrome 71」のセキュリティアップデートを公開した。今後数日から数週間をかけて、Windows、Mac、Linux向けに配信される。
Googleのブログによると、最新版となる「Chrome 71.0.3578.98」では、外部の研究者から情報が寄せられた1件のセキュリティ問題を修正した。
この問題は、PDFiumの解放後使用に起因する脆弱性で、危険度は同社の4段階評価で上から2番目に高い「高」と位置付けている。匿名の研究者から報告され、当初Chrome 70で対応していたが、今回のリリースで追加的な修正を行ったとGoogleは説明している。
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