編集部: 今日は長谷川さんの声を採って、どんな気持ちなのかを見てみましょう!
長谷川: ここでできるの?
山崎: できますよ。少し騒がしい場所なので、指向性のマイクに向かってしゃべっていただく必要があるんですけど。
長谷川: マイクに向かって喋るとビヨヨヨヨ〜ンと出てくるの? やりましょう!
山崎: では、ちょっと準備しますね。
(カバンからノートPCとマイクを取り出し、ソフトを立ち上げる)
こうやってマイクに向かって喋ると、この画面にリアルタイムに解析結果が表示されます。色が感情の種類を表していて、黄色が「喜び」、緑が「平常」、赤が「怒り」、青が「悲しみ」です。この白い線は元気度で、その人のモチベーションがどれくらいあるか、快活なのかそうじゃないのかというのが分かります。
長谷川: 何を喋ったらいいかな……。
山崎: メルカリに入ってみて、どうですか?
長谷川: なかなかいいですよ。最高の会社です!
山崎: お、黄色(喜び)が出ましたね。その前は若干、青(悲しみ)が出てました。何を聞かれるのか不安があったのかもしれませんね(笑)
長谷川: ホントだ。喋る時に口角が上がってると、ちょっと黄色が出ますね。
山崎: 表示される山が高いほど、その感情通りである可能性が高いという意味です。よくレベル(その感情の強さ)を出しているのかと聞かれるのですが、そうではなくて確度を表示しています。
長谷川: 複数の色が重なって出ているのは?
山崎: これは複数の感情が混ざっているという意味ではなく、一番高い山になっているのが第一候補の感情です。
編集部: 怒りの感情もちゃんと出るのか見てみたいですよね。えーと、前の会社で苦手な方とか、いました?
長谷川: え? まぁ……いたね。名前は言えないけど、すごく合わない人がいてね……。
編集部: 出た! 赤(怒り)が!
長谷川: ……なるほど、これは面白い。今のはリアルタイムにやったけど、録音した音声ファイルでやることもできるんですか?
山崎: 音声ファイルをドラッグ&ドロップしていただいてもできますよ。
長谷川: 例えば10分くらいの音声データだと、どれくらいの時間で解析できるんですか?
山崎: 10分以内なら数秒で出てきます。
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