計88件の脆弱性が修正された。中でも「タスクスケジューラの特権昇格の脆弱性」は事前に情報が公開され、セキュリティベンダーはマルウェアに悪用される可能性が大きいと指摘する。
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米Microsoftは6月11日(米国時間)、月例セキュリティ情報を公開した。事前に情報が公開されていた問題を含め、WindowsやInternet Explore(IE)などに存在する脆弱(ぜいじゃく)性を多数を修正した。
Microsoftによると、更新プログラムの対象となるのはWindows、IE、Edge、Office/Office Service/Web Apps、ChakraCore、Skype for Business/Lync、Exchange Server、Azure、AdobeのFlash Playerの各製品。このうちIE、Edge、Windows、ChakraCore、Windows Serverに、最大深刻度が同社の4段階評価で最も高い「緊急」の脆弱性が存在する。
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