佐川急便は、繁忙期には1日に100万枚に上る配送伝票の入力作業をAIで自動化した。SGシステム、フューチャーアーキテクトが深層学習を活用した文字認識などのAI技術をベースに開発したシステムを用いる。丸囲みの数字や修正された文字なども高精度に読み取るという。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
佐川急便、SGシステム、フューチャーアーキテクトは2019年8月2日、佐川急便の配送伝票入力業務を自動化するAIシステムを2019年7月に本稼働させたと発表した。
同システムは、深層学習を活用した文字認識などのAI技術をベースに、配送伝票の情報を自動で読み取り、既存システムへのデータ連携までを自動化する。同社の配送伝票情報入力を受託しているSGシステムとフューチャーアーキテクトが、2016年から実証を重ねながら独自開発を進めてきた。
仙台市、RPAで行政事務を最大95%効率化 実証を経て本格導入開始――RPAツール「ipaS」を活用
大同病院、「医療の質」向上にRPAを導入 年間8000時間削減を試算――RPAテクノロジーズの「BizRobo!」を活用
18万時間分の業務自動化を目指し、RPA効果を“見える化”――ニチレイロジグループ、「Teachme Biz」を導入
「RPAで40万時間削減」を掲げた損保ジャパン、導入後1年でどれだけ削減できたのか?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.