2020年、日本のIT分野に2つの大きな“転換点”が訪れるのをご存じでしょうか? 1つ目はWindows 7のサポート終了。2つ目は小学校におけるプログラミング学習の必修化です。「たかが子どもの教育内容じゃないか」と思うなかれ。なぜこの2つが重要なのか、今振り返っておきましょう。
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2020年がスタートしました。今年も半径300メートルくらいの範囲内にある、身近なIT情報をお届けしていこうと思います。よろしくお願いいたします。
実は私、2019年末に編集部と「2020年の新春一発目はやっぱり『Windows 7』の話題ですかねえ」というお話をしていました。2020年1月14日、Windows 7のサポートがとうとう終了します。Windows 7がリリースされたのは2009年。2009年というと、2代目の「iPhone 3GS」が発売された頃です。現在、iPhone 3GSを現役で使っている人はいないでしょう。Windowsユーザーにも最新のOSへ移行していただきたいものです。
Windows 7 サポート終了まで 3 週間。最新環境への移行を強くお勧めします - Windows Blog for Japan
「ウィンドウズ7」 年明けサポート終了 早めの対策を | NHKニュース
……と、150字書いてこの話題が済んでしまったところで、今回は別の話題も皆さんにお届けしようと思います。突然ですが皆さん「プログラミング的思考」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
IT分野で仕事をしているという読者は既にご存じかと思いますが、2020年から小学校でプログラミング学習が必修化されます。文部科学省の「【総則編】小学校学習指導要領(平成29年告示)解説」には、このような一文があります。
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