Zoom、相次ぐセキュリティ問題やプライバシー問題で謝罪 対応について説明

Zoomの利用が予想をはるかに超えて激増し、対応に追われる中で、「プライバシーとセキュリティに対する期待に応えられなかった」としてエリック・ユアンCEOが謝罪した。

» 2020年04月03日 10時00分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

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 セキュリティ問題やプライバシー問題が相次いで指摘されていたWeb会議サービス「Zoom」について、同サービスを提供するZoomのエリック・ユアン創業者兼最高経営責任者(CEO)が2020年4月1日(米国時間)、一連の問題への対応について説明し、「プライバシーとセキュリティに対する期待に応えられなかった」として謝罪した。

 ユアンCEOはブログの中で、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務やオンライン授業が増える中、Zoomの利用は同社の予想をはるかに超えて激増したと説明した。2019年12月の時点で有料版と無料版を含めて1日最大1000万人だったZoomミーティングの参加者は、2020年3月には2億人を超えたという。

 こうしたユーザー急増への対応に追われる中で、「コミュニティーの、そして私たち自身のプライバシーとセキュリティに対する期待に応えられなかった」とユアンCEOは述べ、「指摘された問題については全て一つ一つ調査して、できる限り迅速に対応する」とした。

Zoomによる具体的な対応と今後の対策は

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