攻撃に利用された「Firefox 74」の脆弱性を修正するアップデートが公開された。発見者は、他のブラウザにも影響する可能性を示唆している。
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Mozilla Foundationが開発するWebブラウザ「Firefox 74」の脆弱(ぜいじゃく)性を突く攻撃が発生していたことが分かった。同社は修正のためのアップデートを2020年4月3日(米国時間)に公開した。
Mozilla Foundationのセキュリティ情報によると、今回のアップデートで対処した脆弱性は、2件とも特定のターゲットを狙った標的型攻撃に利用されているという。重要度は最も高い「Critical」に分類されている。更新版の「Firefox 74.0.1」と延長サポート版の「Firefox ESR 68.6.1」でこの2件の脆弱性を修正した。
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