スマホで解錠「受け取り方改革」へ ソフトバンクがIoT宅配ボックスの実証実験

ソフトバンクとパナソニック、ビットキーは、IoT宅配ボックスサービスの事業化に向けた実証実験を開始する。2020年内の事業化を目指す。IoT宅配ボックスは、Bluetoothでスマートフォンと接続し専用アプリから解錠が可能だ。

» 2020年08月31日 07時00分 公開
[ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 ソフトバンクは2020年8月27日、パナソニックやビットキーと協力して、IoT(モノのインターネット)宅配ボックスサービスの事業化に向けた実証実験を開始すると発表した。実証実験は、2020年9月上旬〜11月上旬に、埼玉県や千葉県、東京都、神奈川県に在住のソフトバンク社員を対象に実施される予定だ。ソフトバンクは、2020年度までにIoT宅配ボックスサービスの事業化を目指す。

 物流業界では、労働人口の減少により配達員が不足している。その一方で、ECの需要が拡大したことで宅配便の取り扱い個数が増加し、高い再配達率が課題となった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて、非対面での受け取り需要が高まった一方、「置き配」の普及に伴う盗難被害も問題視される。

ソフトバンクの「受け取り方改革」 IoT宅配ボックスの特長とは?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ