淡路島移転で注目のパソナ、現地「DX拠点」について担当者に聞いた

パソナの淡路島移転をめぐる報道はさまざまな憶測を呼んだ。SNSでは面白おかしく「まるで島流しだ」などと揶揄(やゆ)する声もあった。同社の本当の目的とは。

» 2020年09月11日 07時00分 公開
[田渕聖人ITmedia]

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 新型コロナウイルス(COVID-19)の拡大を受けて、企業が次々と「新しい働き方」を打ち出している。

 その中で2020年9月1日にパソナグループが発表した、本部機能を兵庫県淡路島に移転させるというニュースは注目を集めた。人事や財務管理、経営企画、グローバルIT/DX(デジタルトランスフォーメーション)などの本部機能業務に携われ約1800人の従業員のうち、約1200人が段階的に異動するというのだ。

 本部機能の分散は2023年度末まで続く大きなプロジェクトだ。淡路島での業務については、パソナグループ各社の従業員の異動だけでなく、就職氷河期世代やシニア世代、一人親家庭などの雇用も見込む。

 一体何が起きるのか、そもそもなぜ淡路島なのか。同社広報に話を聞いた。

DX・BPOセンター淡路とはどういった施設なのか? 課題は?

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