全国の社員を管理 池下設計がmitocoとDataSpider Cloudを採用

池下設計は、テラスカイのクラウド型グループウェア「mitoco」とクラウド型データ連携サービス「DataSpider Cloud」を採用した。社員のコミュニケーション基盤と、売上管理の効率化に向けて利用する。

» 2020年09月14日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 テラスカイは2020年9月11日、同社が提供する「mitoco」と「DataSpider Cloud」を、池下設計が採用したと発表した。池下設計は、mitocoを全国の建設現場で働く社員のコミュニケーション基盤として、DataSpider Cloudを、基幹システムと営業支援システムを連携させて売上管理を効率化する目的で、それぞれ利用する。

 mitocoは、クラウド型のグループウェア。「Salesforce」をプラットフォームとし、SalesforceのCRMデータとの連携や、開発基盤へのカスタムアプリケーションの追加が可能だ。

 DataSpider Cloudは、クラウド型のデータ連携サービスだ。Salesforceや「Amazon Web Services」(AWS)をはじめ、「kintone」「Microsoft Azure」など主要なクラウドサービスとの接続が可能だ。ユーザーは、システム間のデータ連携処理をGUIで作成し、データを統合管理できる。

 池下設計は、社員を全国の建設プロジェクトに「派遣」するビジネスモデルを持つ。テラスカイによると、池下設計はこのビジネスモデルに伴う2つの課題を抱えていた。1つは、全国にいる社員間のコミュニケーションがとりづらく、会社への帰属意識が薄れること。もう1つは、契約形態や勤務体系が現場ごとに異なるため、会社全体の売上が把握しにくいことだ。

mitocoとDataSpider Cloud 社員の管理にどんなメリットがある?

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