IBM Cloud Pak for Dataが金融や小売り業界特化のAI用アセットを公開 業務自動化に向けた機能強化も

IBMは、「IBM Cloud Pak for Data」と「IBM Cloud Pak for Automation」に新機能を追加した。業界特化の新機能や「フェデレーテッドラーニング」機能を提供する。

» 2020年11月17日 07時00分 公開
[ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 IBMは2020年11月10日(現地時間)「IBM Cloud Pak for Data」と「IBM Cloud Pak for Automation」に新機能を追加すると発表した。IBM Cloud Pak for Dataは業界別のデータセットなどのアセット提供を強化、オンプレミスでの学習を支援する機能を追加した。IBM Cloud Pak for Automationは文書処理の自動化やプロセスマイニングの機能を追加した。

 IBM Cloud Pak for Dataは、データの収集から整備、AIモデルの構築、ビジネス活用までを単一のパッケージで実現する。IBM Cloud Pak for Automationは、事前統合済みのソフトウェア群を提供して自動化アプリケーションの設計や構築、実行を支援する。

 IBMによると今回のアップデートは、広範なハイブリッドクラウド環境全体において、ソフトウェアプロビジョニングや修正プログラムのデプロイ、データディスカバリー、文書処理などあらゆる業務の合理化を支援するものだという。

業界に特化したデータアセットを提供 フェデレーテッドラーニングの新機能も

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ