IBMがSAPソフトウェアの展開を支援する新たなサービスや機能の提供を開始する。SAPエコシステムを拡大するとともに、クラウドへの移行プロセスを容易にするため「IBM Rapid Move for SAP」といったサービスを強化する。
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アイ・ビー・エム(以下、IBM)は2020年10月29日、ハイブリッドクラウドの取り組みを強化し、新たなサービスや機能の提供を開始すると発表した。IBMとSAPのグローバルな提携関係を拡大し、SAPソフトウェアのワークロードの最適化を目指す。
IBMは、今後2年間で「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、世界中の企業は、デジタルトランスフォーメーション(DX)とクラウド導入に取り組む計画を立てている」と指摘する。
今回の取り組みは、サービス強化やIBMのパートナー企業からなるエコシステムの構築を通して、SAP製品のクラウド導入計画を支援する目的だ。これにより企業は、業界最高水準のセキュリティを確保し、複雑なERPとビジネスプロセスのワークロードを展開できる。
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