ARでバーコードを読み取り検品作業を効率化 日立ソリューションズが提供

日立ソリューションズは、物流業界に向けて、倉庫への入荷からピッキング、出荷までの業務を効率化するソリューションを販売開始する。バーコードの読み取りやARを組み合わせた機械学習プラットフォームと連携したソリューションを提供する。

» 2020年12月02日 07時00分 公開
[ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 日立ソリューションズは2020年12月2日から、物品の入出荷や検品作業を効率化するソリューションの販売を開始する。複数のバーコードやQRコードを高精度で読み取り、AR(拡張現実)技術で業務システムの情報とリアル空間を組み合わせる「Scandit」の開発キット「Scandit Barcode Scanner SDK」を活用する。

 Scanditは、スイスのScanditが開発した、バーコードの読み取りや文字認識(OCR)、物体認識、ARを組み合わせた機械学習プラットフォームだ。スマートフォンやドローン、ウェアラブル機器、ロボットなど、カメラを備えた機器で利用できる。暗い場所や離れた場所でも複数のバーコードやQRコードを瞬時に読み取れる。汚れていたり、破れていたりしているコードも高い認識率で読み取る。

Scanditを使ったバーコード読み取りソリューション その2つのメリット

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ