以前からうわさされていたSalesforceによるSlackの買収が現実になった。今後SlackはSalesforceアプリケーションのインタフェースとして使われるという。「兆」単位の巨大買収に注目が集まるが、Chatterはどうなる?
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Salesforce.comは2020年12月1日(現地時間)、Slack Technologies(以下、Slack)の買収に関する最終契約に合意したと発表した。買収完了後は、SlackはSalesforceのオペレーティング・ユニットの1つに組み込まれる。SlackのCEOであるスチュアート・バターフィールド氏が引き続き指揮を執るとされる。買収の完了は2022年度第2四半期が予定されている。Slackの株主は1株当たり26.79ドル(約2800円)とSalesforceの普通株式0.0776株と交換する。買収の総額は約277億ドル(約2.9兆円)になる見通しだ。
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