IDaaS基盤の「Auth0」に新機能「アダプティブ多要素認証(Adaptive MFA)」が追加され、セキュリティが強化された。リスクを伴うと判断されたログイン時にのみ適用されるコンテキストベースのセキュリティにより、ユーザー体験を維持しながら、ハッキングやデータ漏えいの脅威を軽減できる。
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クラウド型認証サービスを展開するAuth0(オースゼロ)は2020年12月17日、IDaaS(Identity as a Service)の統合認証プラットフォーム「Auth0」の新機能として、ハッキングやデータ漏えいの脅威を軽減する新たなセキュリティ機能「アダプティブ多要素認証(Adaptive MFA)」の提供を開始した。
アダプティブ多要素認証は、高リスクのログイン時のみ適用されるコンテキストベースのセキュリティ機能。従来の多要素認証(MFA)はログインごとに試行され、エンドユーザーは毎回MFAのステップを踏む必要があるが、アダプティ多要素認証は、ログインがリスクを伴うと判断された場合にのみ表示される。これにより、ユーザー体験を維持しながら、データ侵害の脅威を軽減し、セキュリティの確保を支援するという。
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