アビームがSAP Fieldglassの国内利用を開始 人材調達コストを適正化

アビームコンサルティングは、SAPの人材シェアリングプラットフォーム「SAP Fieldglass」の国内利用を開始した。同社の目的は、日本を含めた5つのグローバルな主要拠点で、外部人材の調達コストの適正化を図ることにある。

» 2021年04月23日 08時00分 公開
[丸山華代ITmedia]

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 SAPジャパン(以下、SAP)は2021年4月20日、アビームコンサルティングがSAPの人材シェアリングプラットフォーム「SAP Fieldglass」の国内利用を開始したと発表した。これによってアビームコンサルティングは日本を含む5つの主要拠点でSAP Fieldglassを利用することになる。

 SAP Fieldglassは、派遣労働者やフリーランサー、業務委託などの外部人材の獲得と調達プロセスを一元管理し、外部人財活用の全社的な最適化を実現するクラウド型のプラットフォームだ。

SAPはSAP Fieldglassが採用される背景として、現在、企業が直面する人材管理の複雑さと管理の困難さを挙げる。

 デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に伴い、国内外でのサービス提供に必要な人材のバリエーションが多様化したことがその要因だ。結果として、外部人材の管理レベルの向上、下請法や派遣法などのコンプライアンスの強化が急務になり、企業は人材調達業務とIT基盤の見直しを迫られている。

外部人材の調達コストを適正化 アビームのSAP Fieldglass活用法とは?

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