マルチクラウドで増える“エッジの悩み”に注目 エクイニクスが展開する新サービスの中身とは関西のデータセンター事業も強化へ

データセンター事業を展開するエクイニクスが2021年の事業戦略を発表した。大規模クラウドベンダーの関西進出が相次ぎ、国内で広くクラウドが普及する中、同社は“データセンター運営”から一歩進んだサービス分野の強化を図る。マルチクラウドを利用する企業の間で出てきたという“エッジの悩み”に注目した、その中身とは。

» 2021年05月19日 14時00分 公開
[阿久津良和ITmedia]

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 データセンター(DC)事業を手掛けるEquinixの日本法人であるエクイニクス・ジャパン(以下、エクイニクス)は2021年5月18日、2021年事業戦略説明会を開催した。

 同社は大規模クラウドベンダーのニーズに特化したDC「TY12x」を2021年3月に千葉県にオープンしたばかりだ。今回の説明会は、国内の拠点建設計画の他、“DC事業者”の立ち位置を脱却し、クラウドを利用する企業のニーズを意識した事業強化の方針についても明らかにした。

エクイニクスの小川 久仁子氏(代表取締役社長)

世界で好調のデータセンター事業 日本各地で進む新拠点の建設予定は

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