第一生命がNow Platformを導入 既存グループウェアを刷新し、システム群やデータベース群を一元化

第一生命は、ServiceNowのクラウド型プラットフォーム「Now Platform」を採用した。既存のシステム群やデータベース群を一元化して全社でデータを共有し、複数の部署やチームにまたがる業務プロセスをエンドツーエンドで処理できるようにする。

» 2021年06月30日 07時30分 公開
[ITmedia]

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 ServiceNow Japanは2021年6月29日、第一生命保険(以下、第一生命)がServiceNowの業務用クラウド型プラットフォーム「Now Platform」を採用したと発表した。第一生命は、既存のグループウェアを刷新し、Now Platformを働き方変革の基盤として利用する。

 第一生命はこれまでオンプレミスでグループウェアを運用し、メインフレームのデータベースに顧客や契約に関連する情報を格納していた。現在では5万近くのデータベースが稼働し、今後一層の増加が見込まれる。

 ServiceNow Japanによれば、第一生命のデータベースは十分に連携されておらず、横断的な限定的な範囲でのプロセス管理やデータ活用だった。データへのアクセスには、情報やシステムごとで異なるアプリケーションを利用する必要があり、情報の検索や閲覧の面で非効率な状態だった。従来のグループウェアは、モバイル機器からのアクセスに対応しておらず、スマートフォン活用の妨げになっていたという。

ノーコード/ローコードツールで新たなアプリケーション開発も予定

 第一生命は、既存のシステム群やデータベース群を一元化して全社でデータを共有し、複数の部署やチームにまたがる業務プロセスをエンドツーエンドで処理するためにNow Platformを導入した。

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