炭素排出量の削減がいよいよ本格的に問われるようになってきた。しかしこれを企業レベルで効果的に取り組むにはツールが不足しているのが現状だ。Microsoftは「スプレッドシートでの管理は非効率」としてSaaS型ツールで企業の脱炭素対策を支援する。
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炭素排出量の削減に向けて世界各国が具体的なルール作りに動き出した。今後は商取引や資金調達においても脱炭素への貢献情報の開示が求められる可能性もある。だが実際に、企業が炭素排出量の削減に取り組むのは簡単なことではない。
より効率的に炭素排質量の削減を進めるには、現状の炭素排出量を正確に把握し、どのように削減を進めればよいかを可視化してリアルタイムで取り組む必要がある。
Microsoftは2021年7月14日(現地時間)、「Microsoft Cloud for Sustainability」と呼ばれる新しいサービスを発表した。企業が炭素排出量の削減に取り組むために必要となるサービスをSaaSとして提供するというものだ。
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