IBMとAWSは、エネルギー業界向けのOSDUデータプラットフォームの提供で協業する。データレジデンシー要件に準拠しつつ、アプリケーション開発やデータ活用のためのデータ活用基盤をAWS上で利用できる。
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IBMは2021年11月19日、同社とAmazon Web Services(AWS)が石油やガスなどのエネルギー業界向けデータプラットフォームサービスの提供で協業すると発表した。「IBM Open Data for Industries for IBM Cloud Pak for Data」とAWSクラウドを組み合わせ、同業界向けの包括的なオープンデータソリューションを提供する。
エネルギー業界は、低価格エネルギーへの需要が高まり続ける一方で温室効果ガスの削減を迫られており、エネルギー企業は将来に向けてより持続可能な新しいエネルギー源の発見に投資するため、資金、時間、リソース確保の効率化を促進できるソリューションを必要としている。
しかし、IBMの調査によると、データを活用してイノベーションを推進している石油、ガス企業は調査対象の半数にも満たないのが現状だという。
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