AI活用で気候変動リスクはどこまで低減できるか企業が抱える3つの気候変動リスク

世界経済フォーラムの「Global Risks Report 2021」が今後10年間で起こる可能性の大きい企業にとっての3大リスクとして「異常気象」「気候変動対策の失敗」「人間による環境破壊」を挙げるように、気候変動リスクへの対応は企業にとって大きな課題だ。ツールの活用でリスクはどこまで低減できるか。

» 2021年10月19日 11時00分 公開
[田中広美ITmedia]

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 2021年10月12日、IBMはAI(人工知能)を活用したツール「環境インテリジェンス・ソフトウェア・スイート」(IBM Environmental Intelligence Suite、以下EIS)を発表した。

4つの機能をまとめたソリューション

 IBM AI Applicationsゼネラル・マネジャーのカリーム・ユセフ(Kareem Yusuf)博士は、「将来のビジネスと環境は深く絡み合っています」と述べる。

 IBMによると、企業が抱える気候変動リスクは以下の3点だという。

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