CiscoがApache HTTP Serverの脆弱性の影響受ける製品を順次発表中、確認を

Apache HTTP Serverの5つの脆弱性はCisco製品にも影響を及ぼすようだ。Ciscoは影響を受ける製品の確認を進めており、該当製品のリストが順次更新されている状況だ。Cisco製品を使用している場合には定期的に確認しておきたい。

» 2021年12月11日 07時00分 公開
[後藤大地有限会社オングス]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 Cisco Systems(以下、Cisco)は2021年12月8日(現地時間)、セキュリティアドバイザリを更新し、オープンソースソフトウェア(OSS)のWebサーバソフトウェア「Apache HTTP Server」の脆弱(ぜいじゃく)性の影響を受ける同社の製品一覧を公開した。

 定期的にセキュリティアドバイザリを確認するとともに、該当のCisco製品を使用している場合には対策やアップデートなどを実施してほしい。

「Apache HTTP Server」に存在する5つの脆弱性に関するセキュリティアドバイザリ(出典:CiscoのWebサイト)

調査は進行中、今後も定期的に該当アドバイザリのチェックを

 Apache Software Foundationは2021年9月16日(現地時間)に、「Apache httpd 2.4.48」およびこれよりも前のバージョンに5つの脆弱性(CVE-2021-33193、CVE-2021-34798、CVE-2021-36160、CVE-2021-39275、CVE-2021-40438)が存在すると発表した。脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ