ドイツのセキュリティ企業が、Wi-Fiルーター9機種に合計226個の脆弱性を発見した。該当製品を使用しているかどうかを確認し、使用している場合は迅速にアップデートを適用してほしい。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
ドイツで組み込みデバイス向けのセキュリティプラットフォームを提供するIoT Inspectorは2021年12月2日(現地時間)、メーカー各社が提供する9機種のWi-Fiルーター製品を分析した結果、その全てに脆弱(ぜいじゃく)性が見つかったと報じた。発見された脆弱性は合計226個で、調査対象の製品は何百万台も市場に流通している。
同調査はIoT Inspectorの専門家とドイツのIT雑誌「CHIP」の編集者によって共同で実施された。分析結果の詳細は次のレポートにまとまっている。
復活したEmotet 偽のAdobeインスト―ラーで感染拡大を図る
暗号ライブラリ「NSS」に「緊急」の脆弱性 複数のアプリケーションに影響か
RTFドキュメントを悪用したフィッシング詐欺の手口が拡大中 Proofpointが注意喚起
バンキング型トロイの木馬が30万台以上のAndroidに感染か 国内金融機関も標的にCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.