三越伊勢丹の「おもてなしDX」とは レガシーシステムまみれの百貨店が実証したDX基盤

三越伊勢丹システム・ソリューションズは、B2B向けDX支援事業を開始する。同社の情報基盤を活用して、グループ外企業にシステムコンサルティングやインテグレーションなどのサービスを提供する。

» 2021年12月24日 12時00分 公開
[ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 三越伊勢丹システム・ソリューションズ(以下、IMS)は2021年12月21日、「DX支援事業」を開始すると発表した。

DX支援事業は、三越伊勢丹グループのデジタルトランスフォーメーション(DX)を支える情報基盤を活用して、B2B向けソリューションを提供するものだ。同社が内製したICT基盤「三越伊勢丹ビジネスプラットフォーム」(MI_BPF)の技術を、グループ外の企業にクラウドサービスとして提供する。

レガシーシステムを捨てずにDXを推進するICT基盤とは?

 IMSは、企業情報システムの中にレガシーシステムが残る状況について、情報システムサイロ化の一因であり、デジタル技術を生かした新しい顧客体験創出の足かせになっていると指摘する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ