マイクロソフトは、最新の脅威データと調査結果をまとめたサイバー脅威インテリジェンス概要レポート『Cyber Signals』を公開した。国家支援型サイバー攻撃者やそのグループを監視して得た情報などを分析した。
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マイクロソフトは2022年2月3日(現地時間)、最新の脅威データと調査結果をまとめたサイバー脅威インテリジェンス概要レポート『CyberSignals』を公開した。
『Cyber Signals』は、1日当たり24兆個以上得られるセキュリティシグナルとともに、40グループ以上の国家支援型サイバー攻撃者や140以上の攻撃者グループを監視して得た情報をもとに作成された。IoT(Internet of Things:モノのインターネット)や国家支援型サイバー攻撃、新しいランサムウェア攻撃の戦術、サイバー犯罪エコノミー状況を把握し、傾向を分析して実践的なガイダンスを提供するとしている。
近年、サイバー攻撃の回数やスピードが増加し、高度化が進んでいる。マイクロソフトによれば、サイバー攻撃からプラットフォームやツール、サービス、エンドポイントを守るために8500人の専任セキュリティ保護担当者が活動している。
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