ゴルフダイジェスト・オンライン、行動分析ツールでマーケティング基盤を強化 顧客の変化に素早く対応

ゴルフダイジェスト・オンラインは、ゴルフ専門ポータル「GDO」のマーケティング強化を狙い、行動分析ツール「Amplitude」を活用して、CDPからマーケティングオートメーションまで連携したプラットフォームを構築。DMのコンバージョン率が180%アップするなどの効果を実証した。

» 2022年04月27日 10時00分 公開
[金澤雅子ITmedia]

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 セールスフォース・ジャパン、トレジャーデータ、ディレクタス、DearOneの4社は2022年4月26日、ゴルフダイジェスト・オンラインが運営するゴルフ専門ポータルサイト「GDO」向けに、カスタマーデータプラットフォーム(CDP)、行動分析、マーケティングオートメーションが連携したマーケティングプラットフォームを構築したと発表した。

 同プラットフォームの構築には、DearOneが日本総合代理店を担う行動分析ツール「Amplitude」(アンプリチュード)を活用した。

 AmplitudeはアプリやWebなどのオンラインデータと、店舗POSなどのオフラインデータを全て統合して顧客の行動を分析できる米Amplitude製の行動分析ツールだ。グロースハック手法の分析を自動実行できる「チャート」を標準搭載し、専門的なデータサイエンティストがいない場合でも、マーケターやプロダクトマネジャー自身が簡単な操作で直感的に、短時間でデータを分析できる。

ゴルフダイジェスト・オンラインが運営するゴルフ専門ポータルサイト「GDO」(出典:セールスフォース・ジャパンWebサイト)

Amplitudeで実現した“顧客の変化に対応する”マーケティングコミュニケーションとは

 GDOは、ゴルフ場予約、ゴルフショップ、ゴルフニュース、ゴルフレッスンなどゴルフに関するサービスを総合的に展開するゴルフポータルサイトだ。同サイトを運営するゴルフダイジェスト・オンラインはコロナ禍でユーザーが求める商品や消費行動の変化が早くなっていることから、この変化の速度に対応できるマーケティングコミュニケーションの仕組みを構築する必要があった。

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