セールスフォース、温室効果ガス排出量を分析するカーボンフットプリント管理を提供 サステナビリティ経営を支援

セールスフォース・ジャパンは、企業の環境データを分析し、温室効果ガス削減を支援する「Net Zero Cloud 2.0」の提供を開始した。スコープ1〜3の排出量を高精度に算定し、ネットゼロに向けた目標設定と進捗管理などを最適化する。

» 2022年03月10日 11時11分 公開
[金澤雅子ITmedia]

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 セールスフォース・ジャパン(以下、セールスフォース)は2022年3月9日、企業の環境データを分析、可視化し、サステナビリティ経営の実現を支援する「Net Zero Cloud」のバージョン2.0を日本市場で提供開始した。

環境データを可視化し、GHG排出削減につなげる「Net Zero Cloud」とは

 Net Zero Cloudは、企業の環境データの収集、分析、報告を一元管理し、温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gas)排出量の削減を支援するカーボンフットプリント管理ソリューション。GHG排出量の算定と報告の国際基準である「GHGプロトコル」基づいて「スコープ1〜3」を算出し、GHG排出量を迅速かつ正確に管理できる。

 ダッシュボードでは、スコープ1〜3のGHG排出量や吸収量を差し引きゼロにする「ネットゼロ」の目標に向けた対応状況をグラフィカルに表示。GHG排出量、再生可能エネルギー利用率、サプライチェーンにおける排出量などのデータを、経営層や投資家などのニーズに対応した形で分かりやすく表示できる。

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