データストリーミングリソースを自動管理 Confluentが「Terraform Provider」を発表

Confluentは、「Confluent Terraform Provider」を発表した。同社は、Confluent Cloud APIによってミッションクリティカルなデータストリーミングリソースを自動管理するとしている。

[山口哲弘，ITmedia]

　Confluentは2022年7月19日（現地時間）、「Confluent Terraform Provider」を発表した。同プラットフォームはHashiCorpとの共同開発で、「Confluent Cloud API」によってミッションクリティカルなデータストリーミングリソースを自動管理可能にする。

インフラリソースへの「アクセス待ち」を解消する自動化技術とは？

　Confluent Terraform Providerはクラウド環境や「Apache Kafka」によるクラスタ、ネットワーク、トピック、コネクターなどミッションクリティカルなデータストリーミングリソースに対応する。Confluent Cloud APIを活用することでAWS（Amazon Web Services）や「Microsoft Azure」（以下、Azure）、「Google Cloud」のCI/CD（Continuous Integration／Continuous Delivery）ワークフローやGitOpsプロセス内でのデータストリーミングの統合が可能だ。2社は「リアルタイムアプリケーションを迅速に起動し、手動によるリソースのプロビジョニングに伴う高い運用コストとリスクを回避できる」としている。