企業はランサムウェア攻撃を受けると覚悟 しかしその対策は進んでいない実態が明らかに

GigamonおよびGartner Peer Insightsが300人の情報セキュリティリーダーに行った調査結果を公開した。多くの企業がランサムウェア攻撃のリスクを認識しつつも、備えが十分にできていない実態が浮き彫りになった。

[後藤大地，有限会社オングス]

　Gigamonは2022年8月16日（現地時間）、「Network Visibility and Ransomware - Gartner Peer Insights and Gigamon」において、Gartner Peer Insightsと共同で実施した調査、「ランサムウェアに対する防御とネットワークの可視化に関する戦略」を発表した。同調査は300人のITおよび情報セキュリティリーダーに対して2022年2月25日〜5月14日に実施された。

　同調査によれば、ランサムウェアを使ったサイバーセキュリティ攻撃は避けることが困難な状況にあるが、多くの企業はランサムウェアを早期に発見するための対策が不十分だという。

Network Visibility and Ransomware - Gartner Peer Insights and GigamonのWebページ

調査で明らかとなった「企業におけるランサムウェア攻撃への備え」の現在地

　調査における主な回答の内容は以下の通りだ。