ITのプロたちはどれくらい仕事を気に入っているのか 働く場所による違いはCIO Dive

組織は給与の引き上げや組織文化の向上、柔軟性の確保をアピールしているが、全ての組織が人材確保のために同じ予防策を取っているわけではない。組織に求められる、ITプロフェッショナルのために努力とは。

» 2022年10月06日 08時00分 公開
[Lindsey WilkinsonCIO Dive]

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CIO Dive

 9月20日は、SolarWindsが組織に貢献し続けるITプロフェッショナルを称賛するために2015年に創設した「IT Pro Day」(注1)だ。

 SolarWindsがCIO Diveに共有したデータによれば、ITプロフェッショナルの約3分の2は、マクロ経済が悪化しても自分のキャリア選択に自信を持っていることが判明した。この調査は、SolarWindsが同社のコミュニティーポータルを通じて、255人のITプロを対象に行ったものだ。

 一方で、ITプロフェッショナルが日々どのように感じて業務を行っているかは組織によって異なる。調査によると、回答者の半数は「過去2年間に2つ以上の異なる仕事を引き受けた」と回答し、残りの半数は「自分の会社には十分な人員がいる」と感じていると答えた。

 ITプロフェッショナルの間では給与格差も生じている。回答者の10人に3人は、「自分は正当な報酬を受けていない」と回答しており、「もらい過ぎ」と回答したのはわずか4%だった。

組織に求められる「ITプロフェッショナルのための努力」

 有能な組織のリーダーは、一緒に働くメンバーあっての組織であることを知っているため、熟練したITプロフェッショナルを仲間に引き入れるための努力は驚くことではない。

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